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2012年度の奉仕活動 (2012/09/01-2013/08/31)

チャリティコンサート 開催
“ルーツを同じくする東の揚琴と西のピアノがクリスマスに結ばれる”

 2012年12月6日(木)午後2時より岡崎シビックセンターにおいて
クリスマスチャリティコンサートを開催いたしました。
演奏:揚琴プレイヤー 金 亜軍(きんあぐん)さん&ピアニスト 早瀬 恵理さん
曲目:ラストエンペラー、蘇州夜曲、荒城の月など

 中国の代表的な民族楽器である揚琴は、チター属の打弦楽器。両手に演奏撥(チンチェン)を持ち、 弦を直接叩き奏でます。 材質は竹で、そのしなやかさを利用して細かい音を奏でます。揚琴には 150本以上の弦が張られ、調律は、演奏をすることの次に大切なことです。特に日本では季節によって 気温湿度に左右されますので、演奏の前に軽く調律します。

 金亜軍 〜きんあぐん〜さんは、中国上海市出身。7歳より音楽家の父の影響を受け中国民族楽器 “揚琴”の世界に入りました。1990年来日。中国では伴奏楽器として欠かせない“揚琴”を、旋律が 奏でられる独奏楽器として扱い、新たな領域を築いています。日本のメーカーと協力して、金さんの 意向を反映した揚琴が創られていることからも“独奏楽器揚琴”にかける情熱の程が伝わってきます。

 ピアニストの早瀬恵理さんは、オランダアムステルダム音楽院ピアノ科演奏家コースを主席で卒業。 ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団より優秀な若手音楽家に授与される「Vriendenkrans」を授賞。 ベルギー・アントワープ国際ピアにコンクールにて入賞。アムステルダム在住、ロイヤルコンセルトヘ ボウ管弦楽団のメンバーと室内楽を共演するなど活躍中です。
 この日のコンサートでは、日本人作曲の中国曲で、情感のこもった素晴らしい曲「蘇州夜曲」や 荒城の月、ラストエンペラーなどを、繊細に波打つような高音と太い響きの良い低音の“揚琴”の演奏に 呼応するようにピアノが加わり、独特の余韻と、どこかなつかしい優しさが会場中を包みました。

コンサート収益金について:
*コンサートの収益金は岡崎市へ児童育成センターを
 利用する児童のためにと図書の購入費用を贈りました。
(市内34箇所に5冊ずつ、合計170冊の図書)
*さらに、児童養護施設米山寮の子供たちに将来の自立の
 ための訓練の支援金を、SIジャカルタとの共同事業と
 してシサルア村孤児院の女児たちが高校へ進学する為の
 奨学金を贈りました。
*NPO 法人ジャパンハート(国内外で医療の届かない
 ところに医療を届ける活動をしている)に医療、心の
 ケア等を行う支援金を贈りました。



夢を生きる絵画展:チャリティコンサート会場入り口付近に併設



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