SI岡崎では11月25日の「女性に対する暴力撤廃の国際デー」に合わせ、今年もDV防止ホットラインカード(ポケットティッシュ添え)を作成し、市内のショッピングセンター入り口で配布活動を行いました。今回は手袋・マスクを着用し、接触・飛沫感染の防止にも最大限配慮しての活動となりました。声がけを最小限に抑えるためショッピングセンターの協力を得てメッセージ等はパネル掲示にし、密を避けるために参加人数も制限して行いました。
今年は新型コロナウイルス感染症予防のため、外出自粛や休業などが長期にわたり続きました。それに伴う生活不安・ストレス・経済的影響などによりDV(身体・精神・経済・社会のすべての面において)の増加が懸念されるという報道や、自治体担当窓口の広報などを目にする機会も多くなっています。このカードが一枚でも多く必要としている女性のもとに届くことを願いながら配布を終えました。
2021年2月は例年ならば「Sクラブ卒業生を送る会」が開催するのですが、残念ながらコロナ禍の影響でできませんでした。
そこで、2021年2月15日「Sクラブ卒業生にエールを贈る冊子と記念品」を作成し、光ヶ丘女子高等学校Sクラブに贈りました。皆さま卒業おめでとうございます。
SI岡崎では例年どおり5月に対面して行うSクラブ入会式のタイミングを計りましたが、残念ながら実現できず、紙上入会式として7月14日に開催いたしました。Sクラブ支援金
贈呈に続き、校長先生、顧問の先生と話し合いSI岡崎が作成したSクラブ紙上入会式冊子(新会員にはSクラブのキーホルダーを添えて)一式をクリアホルダーにはさみ
まだまだコロナ禍の影響下にありますがSクラブのことを忘れないで活動してほしいと願いを込めて全会員(130名)に贈りました。
アワードでクラブ表彰した大学院生を講師として6年前から開催してきた講演会は、昨年度は残念ながら開催できませんでした。今年度は、Sクラブ紙上入会式において「夢を拓く」講演会冊子も一緒にセットして配付し、紙面での開催としました。
講師は2020年度リジョナルプロジェクトクラブ賞受賞 国立総合研究大学院大学博士課程 鈴木美奈子様、生物の形態形成に関するメカニズムを研究中。大学進学をはじめ人生の岐路では、自分にとって何が適切で理想であるのかよく考えて選択して
欲しいとエールを贈りました。
職場見学体験学習:犬の動物園スタッフを希望する女児を中心に10名の女子中高生は職場体験学習として飼育員の方から毎日行っている仕事の内容を説明してもらったあと
実際に大きな2匹の犬ゴールデンレトリバーのしつけと耳掃除など一人一人が順に体験しました。始め怖がっていた生徒もだんだん犬と仲良しになり、犬と触れ合って
こぼれてくる笑顔が印象的でした。
ZOOMでグループメンタリング:SI岡崎が行っている女子支援金の受給生の一人である高校生を含む女子中高生を対象にZOOMによるグループメンタリングを開催いたしました。
1台のパソコンを2〜3名で占有して、SI岡崎会員6名とリジョナルプロジェクトクラブ表彰を受けた女子大学生稲葉ひよりさん(メンターとして参加)と夢について語り合いました。
特に稲葉さんは保育士になるために勉強している内容や、子どもたちとコミュニケーションをとる方法として行っている指遊びを披露し、これを全員で行って画面いっぱい笑いが溢れました。
例年コンサートを開催した収益金から岡崎市児童育成センターに図書を送っていました。今年度は開催できませんでしたが、新しい本を楽しみにしている子どもたちのことを想い例年通り図書を寄贈いたしました。
また、米山寮へ女子学習支援金も贈りました。
SI岡崎では新型コロナウイルス感染症の影響が長引く中、経済的理由などにより生理用品の購入が困難な女性を支援するため、生理用品を岡崎市内10ヶ所で無償配布しています。
インドネシアでは3年前にロンボック島でマグニチュード6.9の大地震が発生しました。FLを結んでいるSIジャカルタはその島の村の人々の為にきれいな水の供給、洗い場施設、住民の意識改革などの支援事業を開始しました。その中でも女性たちには伝統織物の復活をさせるというを目標としました。当時、彼女たちの多くは読み書きができず、織物以外のスキルがなく、金銭的支援なしでは織物を続けていく資力もありませんでしたが、今ではより複雑なデザインを習得し多彩な布を織ることができ、市場にこの精巧な布を売り出す小さな企業を起こすように指導を受けています。
FLである私たちはこの事業に協力しようと、織物購入を決めクラブ内で注文を取りました。