2011年度表彰プログラム (2011/09/01-2012/08/31) ヴァイオレット・リチャードソン賞(VRA) 連盟賞
一年間のニュージーランド留学中、現地で地震に遭い学生ボランティアに助けられました。
家の前の泥を取り除く以外、留学生はボランティア活動に参加できず悔しい思いをしました。
帰国直後に起こった3・11の東日本大震災では、今こそ恩返しをと思い、震災直後に組織された団体
「名古屋と東北を学生でつなぐ名北リンク」に入り、直ちに被災地に向かいました。そこで、お墓の
掘り起こしや、瓦礫の片付けをする傍ら、避難所に行き被災した方の良き相談相手になるなど、復興
支援活動の一助を担いました。このような体験から、人と人との繋がりや、人のために汗を流すことの
大切さを学びました。 女性に機会を与える賞(WOA) クラブ賞
岡田さんは愛知県医師会豊橋準看護学校の定時制に通学し午後から夕方まで授業を受けています。
午前中と夕方以降は一般の医療現場にて看護師見習いとして働きお子さんとお母さんを支える勤労学生
さんです。
女子大学院生・女子学生奨学金給付 クラブより贈呈
岡本さんは3月に大学卒業後4月から大学院に進学いたします。 専門学校女子学生資格取得支援金 クラブより贈呈
石川さんは大学卒業後保育者を志して岡崎女子短期大学第三部(三年制)に入学しました。定時制の
ため学校での授業は午前中で午後からは働いています。限られた時間を有効に使い授業後も時間がある
限り図書館で調べ物をしたり、ピアノの練習などもして保育職に就くという夢の実現に向かって真剣に
取り組んでいます。学習意欲は勿論のこと、協調性、存在感のある発言、健康管理など保育者の資質と
して必要なものを身につける努力をしている石川さんに、クラブより奨学金が贈られました。 財団法人ソロプチミスト日本財団援助事業
都立高校卒業後、ブラジルに渡り国立医科大学を卒業後一般内科・成人病クリニックを設立して
35年間活躍。2004年にブラジルより帰国し、在名古屋ブラジル総領事館医療担当顧問や
岡崎ブラジル協会の会長を務めたりして、30万人以上いる在日ブラジル人対象のポルトガル語による
電話医療相談や医療関係の通訳を手がけ、ブラジル人コミュニティーにとって信望が厚く尊敬されている
方です。また、医療相談だけでなく近年は日本人同様に不況のあおりで解雇されたブラジル人労働者の
雇用保険給付の終了が迫り、連日その相談に乗ったりもしています。このようなことから、ブラジルの
人々が日本で共生していくために必要な言葉の問題に対しては、病院や小学校へ通訳を派遣してもらい
日本の文化やルールを覚えるように提言しています。子どもたちが日本語を覚え、後から来る人に
母国語で説明できるようになると良いということです。
|表彰プログラムとは|
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