表彰プログラムとは
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2012年度表彰プログラム (2012/09/01-2013/08/31)

公益財団法人ソロプチミスト日本財団顕彰事業
社会貢献賞 クラブ賞

NPO法人菜の花プロジェクトネットワーク代表  藤井絢子様

 藤井絢子様は、当時住んでいた琵琶湖の環境保全活動として1976年より合成洗剤の使用を見直し これをベースに廃食油の再利用によるバイオディーゼル燃料精製とその活用を原点として「食と エネルギーの地産地消」を考える菜の花プロジェクトがスタートしました。その後、滋賀県で菜の 花栽培の実験事業が始まり、転作田利用による菜の花栽培によってプロジェクトは本格的になり これによって菜の花プロジェクト資源循環サイクルがシステム化されました。菜の花を栽培し搾った ナタネ油を利用した後、廃食油を回収し、バイオマス燃料としてエネルギー利用して循環させると いうものです。同年に開催された菜の花サミットでは、菜の花プロジェクトネットワークを創設し サミットの定期開催、資源循環型社会作りに楽しく取り組むことを決めた「菜の花サミット宣言」 を採択しました。
 宣言から10年後、東日本大震災が勃発しました。この未曾有の危機にあたって、全国に広がった ネットワークを生かし、今まで育んできた知恵や知識、意見や情報を東北の被災地に届け、食と エネルギーの自立を目指す資源循環型社会へと転換していく活動を始めました。同時に、放射能 汚染地域・塩害被災地での菜の花を利用した農業の可能性を産・官・学・民とのパートナーシップ で模索し、被災地に復旧・復興のモデル地域をつくり、その地から21世紀型の新しい農業の形を発信 していく活動を、被災された方々に寄り添いながら取り組んでいきたいと述べています。


 平成24年度より(財)ソロプチミスト日本財団は
新制度の公益法人になり、支援事業、奨励事業、顕彰事業
援助事業と事業の幅を広げました。

国際ソロプチミストアメリカ連盟顕彰事業
女性に機会を与える賞 クラブ賞

  多田井 摂子様

 地域が求めている専門分野で活躍できる看護師になりたいとの大きな夢を持ちながら、 日々頑張っている多田井様を5月例会で表彰しました。

国際ソロプチミストアメリカ連盟顕彰事業
ヴァイオレット・リチャードソン賞 クラブ賞

光ヶ丘女子高等学校2年エンジェル部  黒岩 真帆様

 所属するエンジェル部が行うボランティアに対して、自分で考えたり自主的に参加することで 活動が楽しいものになったと語る黒岩さん。今年3月にはフィリピンを訪問。光ヶ丘全校で行って いる10円玉募金が同世代の学費援助となっていたことに驚きました。スラム街の人々の笑顔から 「今あるもの」や「一日一日」に感謝することの大切さも教わりました。
 また、黒岩さんは、国際交流サークルIAC部の会長も兼任。ハワイの研修旅行では「人と人との 絆を深めること」「積極的に話かけること」を目標にして参加しました。後輩たちには、真のボラン ティア活動を自分自身の行動から伝えていきたいと考えています。
 何事にも積極的に取り組み、将来看護師になりたいと決心した黒岩さんにエールを贈ります。

日本中央リジョン・リジョナルプロジェクト
女子大学院生・女子大学生奨学金給付 クラブ賞

愛知教育大学大学院  YOU SOCHEAT様(ユーソチェット)

 YOU SOCHETさんは、研究テーマに「カンボジアの小学校における子どもの権利の授業づくり」を 選んでいます。子どもたちを「育てる権利」「守る権利」子どもたちが「生きる権利」「参加する 権利」などを学び、教師となって母国に戻り、多くの子どもたちにこれらを伝え、カンボジア社会 に貢献したいと願っています。
 また、このようなことの学べる日本の教育システムも伝えていきたいという夢を持っています。 SI岡崎の5月例会でYOU SOCHETさんに奨学金をまた、小笠原優美さん(下記)に資格取得 支援金を贈りました。
 

日本中央リジョン・リジョナルプロジェクト
専門学校女子学生資格取得支援金 クラブ賞

岡崎女子短大幼児教育学科第三部2年  小笠原 優美様

 短大に入学するまでピアノが弾けなかったと語る小笠原さん。「ピアノが弾けるようになること」が 最大の課題でした。努力の結果、現在では練習の成果が現れ、幼稚園教育実習で子どもの顔を見ながら 楽しく弾くことができるようにもなりました。また、短大のサークル活動や、実習では多くのことを学び、 ますます保育者になりたいという気持ちを強く抱くようになったそうです。
 将来は、子どもたち一人一人と愛情たっぷりに関わり、受け入れ、寄り添う保育者になりたいと願っています。

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